2018年度スローガン

REACH FOR THE STARS
~可能性を信じ、そして自らを信じて~

2018年度 理事長 古藤 雅之

基本理念

現在の松江青年会議所は40数名という、決して多いとは言えない会員数で事業展開が続いています。これはピーク時を知る先輩諸兄からすれば愕然とした数字かもしれません。しかし、地域の為に行ってきた松江青年会議所の「志」は60年という年月を超えて脈々と受け継がれています。
全盛期のような幅広い運動の展開は叶わないかもしれません。だからこそ我々は一人ひとりが主役となって運動を行い、地域の課題について果敢に挑戦していかなければなりません。
青年には多くの可能性があります。青年会議所運動を行っている我々Jayceeにはさらに多くの可能性が秘められているはずです。しかし、その可能性に制限をかけているのも我々自身の意識です。その意識を変革し、一歩、また一歩と前進できたとき、可能性はどんどん広がり青年会議所運動や私たちの日常も豊かになります。成功の反意語は失敗ではなく、立ち止まる事や諦める事です。失敗を恐れず何事にも勇猛果敢に挑戦し続けることが松江青年会議所の歩んできた道であり、これからも歩み続けていかなければならない道であります。松江青年会議所は我々の持っている多様な要素を最大限に開花させることができる場所です。それぞれの可能性を信じて明るい豊かな社会に向かっていきましょう。

基本方針

1. 第37回全国城下町シンポジウム松江大会
24年ぶりに松江開催となる全国城下町シンポジウムは、松江青年会議所の存在意義を示す大きな好機であり、また大きな挑戦でもあります。前回大会の半分以下のメンバーで挑戦するこの大会は、メンバー一人ひとりの存在がとても大きなものとなってきます。さらに、ひと、企業、行政、各種団体、それぞれの立場と違いを超えて協力し合う事で大会の可能性は大きく広がります。我々が誇る松江城とその城下町を核とした地域に新たな価値を見出し、松江市民が誇りに思い、全国各地から訪れる青年会議所の仲間が感動するような素晴らしい大会にするために一致団結して向かいます。

2. 第44回島根ブロック大会の開催
2008年に開催された第34回大会以来、10年ぶりの主管開催となります。この大会を成功させるためにも、これまで築いてきた島根ブロック協議会との密接な連携を保ち、その思いをしっかりと形にしていかなければなりません。さらに、県都LOMとしての誇りを持ち、青年会議所運動の士気を高め、松江らしい大会を実行します。

3. 賑わいをみつめて
松江最大の賑わいである水郷祭。その核となる松江だんだんはこれまでも松江商工会議所青年部と共同で運営を行ってきました。会場移転や開催日程の変更など、近年では様々な変化があったまつりですが、変化に伴う課題も存在します。その課題の解決に挑み、事業全体をゼロから見つめ直しまつり全体を構築します。市民が自分たちの地域のまつりを誇りに思うような、そしてなにより主催している我々自身の情熱が溢れ、来場者に元気と感動を与えるまつりを創出します。

4. 全員で会員拡大・そして地域の未来へ
年々会員数が減少し、2018年度も多くの卒業生を送ることとなります。この状況の中で運動の規模・質を維持していくためには会員拡大が必須となってきます。現在、松江青年会議所の運動を行う会員は皆、地域を思い、地域の為に事業を展開しています。即ち、志を同じくした仲間が増えるという事は我々の思いを伝播し具現化するための最大の手段です。会員拡大を成功させるためにも、青年会議所運動の魅力である事業や人との出会い、そこから得られる学びにより成長が出来るという事を発信し続けなければなりません。なにより、我々自身が地域のリーダーとして魅力ある人財でなくてはならないことを自覚し拡大を成功させます。
5. 公益社団法人の強みと課題の精査
2014年に公益社団法人に移行して数年が経ちました。毎年手探りをしながら運営を行っていますが、公益法人のメリットを活かしきれていない状況が続いています。公益法人へ移行する際に掲げた目標を今一度見直した上で、我々が公益社団法人という自覚を持ち、その強みを見出すことは常日頃から必要な事です。様々な情報を共有し、公益社団法人としての強みを最大限発揮できるよう努めます。また、移行してからは様々な手続きや申請業務が増加しています。移行してから数年経過した今だからこそ見える課題に取り組むことが必要です。

6. 出向者支援について
今年も多くの出向者の方に松江青年会議所の代表として活躍して頂きます。出向者の支援の仕方には様々ありますが、まずは事業に出席して学びを得る事です。そして、その学びを積極的に地域やLOMに生かそうという姿勢や気概が出向者の活力にもなります。出向者の方に存分に活躍してもらうためにも、松江青年会議所全員で協力と応援をしていきます。