公益社団法人松江青年会議所
理 事 長   伊原 正浩

2023年度 公益社団法人 松江青年会議所 スローガン

 

基本理念

 

2020年から始まった新型コロナウイルス感染の影響による活動の制限もようやく終わりを迎える状況に差し掛かり、大規模イベントの実施や海外への渡航なども可能になりつつあります。近年の松江には生産年齢人口の減少や人手不足、賑わい減少や経済活動の停滞など、様々な問題が存在しております。これらの問題は我々の力だけで一挙に解決することは難しく、我々が市民や行政などのより多くの方々を巻き込み、今後の松江を創造していくことが必要になります。

今日まで松江青年会議所の特別会員である先輩諸兄姉は、その時代の松江の問題解決に立ち向かい、将来の松江を創造するために様々な運動を主導してこられました。これまでの長きにわたり、松江青年会議所が存続してきたのは、それらの運動がこのまちに求められたからであります。

今後、これまでの3年間に蓄積した知識と経験に加え、対面での様々な運動も可能になることから、これまでにない新しい時代がはじまります。我々、松江青年会議所も今後の松江を創造していくために、新しい一歩を踏み出していくことが必要です。その運動こそが我々の使命であり、覚悟をもって進んでいきましょう。失敗を恐れることなく、新しいことへ挑戦していくことは、様々な経験や気付きを得ることを可能にし、1年後には必ずや自らをより大きく成長させます。そして、多くの人を巻き込み、前を向いて一歩一歩前進していくことで、この松江に新たな可能性を与えていきましょう。

2023年度は今後の松江を創造するための重要な1年になります。希望と情熱を抱いて、メンバー全員でコロナ後の新しい時代に挑んでいきましょう。

 

2023年度公益社団法人松江青年会議所スローガン

ADVANCE

~新時代に向けた一歩を進めよう~



 

基本方針

1.会員拡大の推進とリーダーシップの育成

現在、松江青年会議所のメンバーは年々減少しており、2023年度は約30名からのスタートになります。2023年度もメンバー全員で会員の拡大に励み、100人LOMを目指しましょう。同じ志をもつメンバーが増えることは我々の運動の可能性が広げ、また、個人の成長の機会も増すことから、さらなる会員拡大の可能性も大きくなります。性別・国籍を問わず、様々な年齢のメンバーとの出会いは、多様な考え方や学びを促進することにも繋がります。メンバー全員で会員拡大に取り組みましょう。

また、我々、青年会議所メンバーは青年経済人の集まりです。各組織を引っ張っていくためのリーダーシップを育成することは、我々自身の活躍の機会を広げることに繋がります。それぞれの組織で活躍出来る人財を増やしていくことで、より良い地域を作るための運動を展開しましょう。

2.国際化の推進

現在、海外との渡航制限は徐々に緩和されつつあり、近い将来には海外からのインバウンドや世界に向けた輸出は飛躍的に増加すると予想されます。また、今後もこの地域に住む外国人は増加していくと考えられます。松江は歴史と文化、さらには豊かな自然環境といった資源も多く、他の地域とは違った国際文化観光都市としての魅力を持っております。近年、我々が交流をはじめたハノイ青年会議所との関係性をより強固なものとすることで、国際交流の推進と関係人口の創出に繋げ、今まで以上に国際化や多様性を受入れられるまちとするために、世界と繋がる運動を展開します。

3.地域の賑わいの創出

新型コロナウイルスの影響による活動制限は減少しつつあり、2023年度はこの地域でも大規模なイベントの実施が出来ると考えております。まず、これまで取り組んできた「市民のニーズに応える」「新たなニーズの創出」「地域に広がるまつり」「きれいなまつり」を改めて検証し、これからのまつりを松江青年会議所が主導的に創造していきます。松江だんだんとともに水郷祭には、毎年松江市民とともに松江市外の周辺地域からも多くの方が来場されます。来場した多くの方に松江の魅力を感じてもらい、今後も皆様に笑顔をもたらすまつりの実現に繋げます。

また、これまで水辺の利活用を目的とし、SUP世界大会誘致を目指した運動を行ってきました。2023年度も松江の水辺の利活用と賑わいを市民や行政に対して提案し、世界大会の実現に近づけることで、水の都松江の魅力の向上に繋げます。

4.ブランド力向上に繋がる情報発信

魅力的な事業を計画し、実行出来ても、多くの方に対して伝わらなければ、それらの運動は大きな効果を得ることが難しくなります。広報は新聞やTVに加え、現在ではSNSの活用など多様な手法が存在します。同じ情報でも発信方法や媒体によって、広まり方は大きく変わっていきます。これまで同様の継続的な広報活動に加え、我々の運動や目的をより多くの方に共感をしてもらうためにも、より効果的な情報発信についての研究を行い、展開していくことで、松江青年会議所のブランド力を高めていきます。

5.出向者・充職者への支援

松江青年会議所は毎年多くの出向者・充職者を輩出しております。2023年度には松江青年会議所は島根ブロック協議会の会長を輩出致します。これは、これまでに各方面でご活躍頂いた実績により、現在でも多くの出向や充て職のお声がけを頂いた結果になります。

出向者・充職者の支援は、まずは事業に参加することです。近年はオンラインでの参加なども含め、様々な参加方法が可能になっておりますが、出来る限り現地での参加を目指しましょう。現地での参加は、より多くのメンバーとのコミュニケーションを可能にし、さらなる多くの学びや知見を得ることに繋がります。その経験を出向者・充職者とともに持ち帰り、個人としても青年会議所としても成長していきましょう。一人でも多くのメンバーで、現地で事業に参加することで、出向者・充職者の後押しをしていきます。