委員長 森木 慎

このたび2020年度 公益社団法人松江青年会議所 65周年準備委員会の委員長を仰せつかりました森木慎です。2017年度第3次研修生として入会してから3年目を目前に、ようやくJC活動の基本が掴めてきたと感じるこの時期に委員長という大役を預かることになりました。このため、お声掛けいただいた時には戸惑いもありましたが、お任せいただいたからには全力でやり遂げたいと考えております。

さて持田理事長予定者が基本理念に掲げられますとおり、65周年準備委員会では「65周年記念事業準備」「松江青年会議所の今後あるべき姿の提示」という大きな課題に取り組む予定となっています。

周年事業準備では2021年度開催に向けて、賑やかしのみで満足せず、参加者が松江や青年会議所運動に関する新たな知見を得ることが出来るような意義ある事業の枠組みを構築したいと思います。

また、松江青年会議所の今後あるべき姿に関しては、松江青年会議所のこれまでの歩みや先輩諸兄の功績から受け継ぐべきを踏襲し、現在の松江が抱える課題を真摯に汲み上げて方針を模索してまいりたいと思います。

いずれの課題も単独の委員会で成し遂げることは叶いません。決してひとりよがりとならぬよう大局的な視点を心がけ、松江J青年会議所メンバーや民間といった内外に意見と協力を仰ぎ、感謝しながら最善を目指し邁進いたします。

松江の地の魅力である伝統は語り継ぐべきものと思います。ただ、伝統を形成するのは時代ごとに培われた良き革新の積み重ねであり、決して不変のものではないとも考えます。また、人口減少や経済規模縮小といった松江の地が抱える課題に対し、どんなに小規模でも胸を張れる有意義な活動を展開が出来れば、協力者や支援者は自然と拡大していくと信じています。

伝統を礎にした革新のもと、会員の喜びとJC活動が両立できる体制を理想に精進してまいりたいと思いますので、ご指導ご鞭撻の程何卒お願い申し上げます。